2016年07月03日

さわやかな方にお会いした

いつの間にか7月になっていました。

先日 急用で山へ出かけまして、用事が済んだ後、山で草刈りをしました。
そこは県道に面した所ですので、車が結構通ります。
草刈りをしていたら、優しそうなおじさんが車を止めて、話しかけてきました。
どうやら 私達が草刈りをしている草に興味が有るようで、
「刈っている草はスゲでしょう?その草はスゲ笠の材料だし、粽を作る時の紐にもします。」
と教えてくれました。
草刈りをしている私達は、何の草か解らないままに刈っていたのです。
[良かったらそのスゲを少し下さい。]と言われ[どうぞ持ってて下さい。」
少し抱えて持って行かれました。
「次通る時にまだ草が残っていたら、好きなだけ持って行って下さい。」とお伝えしました。

私はこういうもんで、と自己紹介をされてお聞きしましたら、奥飛騨で温泉関係の仕事をしていると
仰いまして、有名な温泉施設の御主人でした。

ここら辺で会う人は、人がいようがいまいが、欲しい山菜や植物は、断りもなく
勝手に入り、勝手に持って行くのが当たり前になっています。
(でも実際はいけないことなんですが・・・・・・。)


こういうふうに こんな草でもちゃんと貰っていいか聞く人が、まだおられるのかと思ったら、
主人と珍しい人もいるもんだねと思いました。
でも素生をお聞きして・・・・・・納得。

久しぶりにさわやかな方にお会いしました。  


Posted by ログハウス at 00:31Comments(0)山の暮らし